沖縄タイムス週刊ほーむぷらざ 「口の体操で健康機能維持」に掲載されました
皆さんは、歯さえ丈夫であれば一生食べることに問題が起きない、困らない
と思われていませんか?
現状として、歯が丈夫な方でも、加齢により口腔内の「感覚」「咀嚼」「嚥下」「唾液分泌」等の機能が少しずつ低下し口腔機能低下症になられる方もいます。
コロナ禍で友人と会う機会が減った、日中は一人で誰とも会話しない、柔らかい食事を取っているなど日常生活の中で知らぬ間に口腔機能低下に影響を与えているのでは?というケースも見受けられます。
「口腔機能低下」を早期に自覚し、機能向上または維持することで、生涯にわたり食べることを楽しみ、会話を楽しみ、笑顔が続く健康長寿につながります。
50歳以上の方は、保険適用でかむ力、飲み込み力、舌や唇の筋力等「口腔機能低下症」の検査を受けることができます。
自覚症状のない方も日頃の習慣の中で、機能訓練につながるトレーニングを行うことは、とても効果的です。
個々に応じたアドバイスをさせていただければと思います。
定期検診の際に口腔機能検査もセットで受診なさってはいかがでしょうか?